シギやチドリの仲間がぐっと増えてきました。もう8月になり、シベリアで繁殖していたシギたちが帰ってくる季節ですね。シギは識別がちょっと難しい鳥たちですが、鳥類園では大きなパネルでシギ・チドリ類の見分け方を展示しているので、ぜひ識別にチャレンジしてみてください。(小島)
・カモ類①・・・すっかり大きくなったカルガモ幼鳥たちと親で計19羽見られます。
・カモ類②・・・ホシハジロ、マガモ(♂2羽)、コガモ。非繁殖期のエクリプス羽を見るにはちょうど良いですね。
・カイツブリ類・・・1巣でまた抱卵中? 幼鳥含め10羽程度見られます。
・サギ類・・・ダイサギ、コサギが上の池でよく休憩しています。先週見られたササゴイはどこかへ行ってしまいました。
・クイナ類・・・バンの幼鳥が上の池で見られました。今年下の池で育った個体でしょうか。
・シギ・チドリ類①・・・アカアシシギが7月30日に1羽飛来しました。スタッフの記録では、2014年9月6日に2羽飛来した以来の記録です。来園者のお話では7月29日からいたそうです。
・シギ・チドリ類②・・・アカアシシギが確認されたことで、アオアシシギ(5羽)、キアシシギ(27羽)と、「赤」「青」「黄」色が揃いました。キアシシギは昼間の干潮時に最も個体数が多かったです。「擬岩(通称)」観察者では、その他にソリハシシギとコチドリ。なぎさ側にはダイシャクシギ2羽、ホウロクシギ1羽が見られています。
・猛禽類・・・土曜日は下の池の上をトビが飛んでいたそうです。
・カワセミ・・・上の池の通称「カワセミ池」で幼鳥が見られています。
・小鳥類①・・・オオヨシキリは囀らなくなり、黙々とヒナに餌を運んでいるようです。コムクドリは20羽ほど、上の池の通称「たんぼ」で水浴びをしていました。
・小鳥類②・・・鳥類園で久しぶりにキセキレイが見られました!下の池側にいたそうです。
・その他・・・今日はツバメ・ヒメアマツバメが飛んでいました。土曜日はイワツバメも飛んでいたようです。
(アカアシシギ
Tringa totanus 2016.7.30 下の池 撮影:沖田)
(コムクドリ
Agropsar philippensis 2016.7.31 上の池 撮影:山下)