コアジサシの生息数が久しぶりに30羽を超えました。5月下旬は10羽に満たない日もあったので、だいぶ盛り返しています。求愛給餌も確認されたり、保護区内に降り立つ番も多かったので、まだ繁殖する可能性はあります。
( コアジサシとアジサシの群れ 2014.6.13 西なぎさ 撮影:大原 )
西なぎさではコアジサシだけでなく、ヒバリにも注目しなければなりません。西側に設置してある保護区内では、5月29日から造巣行動が確認され、4日には産卵していました。そして本日は保護区外でも3卵の巣を発見しました。
巣が踏まれないようにロープで囲みました。ただし、ロープに近づくと親鳥が抱卵をやめて飛び去ってしまうので、観察する際は離れた場所からお願いします。
中央の保護区にはシロチドリが3番もいたので、彼らも繁殖する可能性ありますよ。これから一ヶ月は、コアジサシ・ヒバリ・シロチドリの繁殖と、日本代表の活躍を期待しましょう。(大原)